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そんなに南に位置しているわけでもないのに、何故かしばしば全国一に近いほど気温が上昇する名古屋です。昨日、今日はホントに暑い……37度オーバーのこんな猛暑でも、なるべくエアコンはつけないように努めているので、今日も夕方までがんばりました!と言っても、午後はお茶のお稽古だったので、お茶室で涼んでましたが。あ、実は昨年秋から、長年の夢だった茶道のお稽古を始めたんですよ!
山口雅也『日本殺人事件』(角川文庫)所収の「侘の密室」は茶道を扱ったミステリなのですが、今読み返してみても、山口さんの茶道に関する知識はなかなか深いと思います。他に茶道がらみのミステリというと、すぐに思いつくのは園主さまにいただいた連城三紀彦『瓦斯灯』(講談社文庫/絶版)所収の「花衣の客」ですが、あれは初読時には「ほー」と思ったものの、自分でお点前をするようになってからはそのトリックが成立し得ないことがわかってしまって、ちょっとガッカリしています。そういえば、映画『女王蜂』でもお茶を点てる茶筅に毒が仕込んであって、という殺人がありました。原作がどうなっているかは知らないのですが、このトリックもやっぱり無理ですね。茶道では、必ずお茶を点てる前に道具をお湯ですすいで清めるので、毒物は洗い流されてしまうからです。よしんば毒が残ったとしても、致死量には至らないのではないかと。
茶道が大成したのは戦国時代ですから、当然毒殺の危険には常に備えていたと推察されます。それで全ての道具を洗い拭き清めるという作法が確立したのではないかと考え、私の先生にも「茶道による殺人の可能性」について伺ったことがあるのですが、はっきりとした返事はいただけませんでした。うがち過ぎ?しかし、高級なお茶入れは蓋の裏に銀が貼ってあって、毒物に反応すると黒ずんで知らせてくれるという、これは本当のことですから、私の推察もあながち間違いではないんじゃないかと、勝手に自負しております。
☆ホランドくん
>『せつないいきもの』(光文社ノベルス)
竹本健治の新刊がもうでちゃいました!
でもここはググッとこらえて、『キララ、またも探偵す。』の感想文を書いてから読むことにします。竹本さんの新刊がこんなに続けて出るなんて、めったにないことじゃないですか!普通は年単位でしょ?そんなに次々と読んだらもったいない……!
というか、今回は新書で安いので、ネット書店の送料節約のために中井さんの『幻戯』とあわせて注文することにします。まあ、来週にはハリー・ポッターの最終巻も出ますから。
☆園主さま
>あのリレー小説『吹雪の山荘 ――赤い死の影の下に』(東京創元社)のように、歳をとったナディアが事件の現場に立って動き、歳をとった矢吹駆がチラチラと時々姿を覗かせながら、最後は電話か手紙などで推理(謎解き)を語る、というパターンなのでしょうね。
こちらにもナディア(歳をとった)が出演しているのは知りませんでしたので、早速図書館で借りてまいりました!(笑)
これからは早めにエアコンをつけて、読書と作文に精を出すことにします〜。
ではまた。
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