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『アイの物語』

 投稿者:ホランド  投稿日:2009年 8月 4日(火)23時15分43秒
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   みなさん、こんばんは! ――と書いてみて、果たしてこの書き出しは、ボクのフォーマットとして間違っていなかったかなと、ちょっと不安になりました。そのくらい書き込みをしていなかったんです。ゴメンなさい。m(_ _)m

 どのくらい書き込みをしていなかったのか具体的に言うと、園主さまとの対談形式だった書き込み「日本推理作家協会理事長人事と笠井潔」が今年の5月24日で、それからでもおおむね2ヵ月半経ってますし、ボクの単独の書き込みは、なんと今年の2月10日の「『20世紀少年』第二部を観る。」。半年も前なんです・・・。

 園主さまの書き込みがない時こそボクが頑張らなくちゃいけないのに、ボクのほうも、しっかりサボりペースに陥ってしまって、園主さま以上にのんびりしてしまいました。
 今は、園主とボクの共用するこの古いパソコン(iMac)の調子がなぜか良くなってて、しかも園主さまも若干復調気味なので、ボクの方はそうでもないんだけど(笑)、ちょっとあせって書き込みをすることになりました。(^-^;)


 で、今日の話題は、ボクのお薦め本の紹介です。
 その本とは、SF作家山本弘の『アイの物語』(角川文庫)


『人類が衰退し、マシンが君臨する未来。食糧を盗んで逃げる途中、僕は美しい女性型アンドロイドと出会う。戦いの末に捕えられた僕に、アイビスと名乗るそのアンドロイドは、ロボットや人工知能を題材にした6つの物語を、毎日読んで聞かせた。アイビスの真意は何か? なぜマシンは地球を支配するのか? 彼女が語る7番目の物語に、僕の知らなかった真実は隠されていた ― 機械とヒトの新たな関係を描く、未来の千夜一夜物語。』



 本作は、単行本刊行当時から絶賛され、いまや山本弘の代表作と見なされるようになった作品です。この作品の何が素晴らしいといって、そのテーマのスケールの大きさです。ロボットの目から見た「人間という生物」が描かれているのですが、この作品に描かれた人類像は、しごく当たり前のものでありながら、かつ「革新的に新しい」ものであって、まさに蒙を開かれる思いをさせられます。なんとなく「人間ってそんなもんだ」とは思っていたけど、(ロボットによって)そう定義されると、まさにそれ以外の何ものでもなかったんだと、唸らされるんですね。
 このあたりは、SFというジャンルの潜在力を、SFファンじゃない人にまで痛感させる作品に仕上がっています。また、非常に重いテーマを描きながらも、作者の根源的な「楽観性」が「人類にとって絶望と思えるものも、決して絶望ではない」のだと教えてくれる、最後までほの明かるさを失わない、そんな作品なのです。

 この作品には、ロボット・アイビスの語る7つの物語、

  「宇宙をぼくの手の上に」
  「ときめきの仮想空間」
  「ミラーガール」
  「ブラックホール・ダイバー」
  「正義が正義である世界」
  「詩音が来た日」
  「アイの物語」

が作中作として含まれますが、作品世界をまとめあげる最後の「アイの物語」をべつにすれば、他の6本のいずれもが独立した短篇SFとして傑作と読んでよい完成度を示しており、それでいて作品全体と密接巧妙に絡んでいるのですから、ここまでくればもう、完璧に構成された非のうちどころのない傑作と呼んでも、決して過言ではないでしょう。

 ネタを割るようなことは一切書きたくないので、外形的なことしか書けませんでしたが、深く重く壮大なテーマをを扱いながら、部分部分も面白ければ、全体としても面白い。『アイの物語』は、まさにそんな作品なんです。




 Keenさま

 以前のお書き込みにレスを差し上げられなくて、申し訳ありませんでした。
 いつまでもつのかはわかりませんが、パソコンが正常に機能している間は、ボクもレスをさせていただくよう頑張りますので、どうか見放さないで下さいね。(^-^;)

 朗報としては、最近、園主さまが少しずつ部屋の片づけを始めておられるので、新しいパソコンを設置するスペースの確保も、少しずつ現実味を帯びてきた、ということでしょうか。

 こないだ、園主さまご本人が「無料でもいらない」という本や雑誌を半分ぐらい含むアレコレ(段ボール箱2箱、大きめの手提げ袋2袋)をブックオフで処分したところ、5000円ほどにしかならなかったんですが、園主さまは「そんなもんだろうな」とおっしゃっていましたから、まともな本はぜんぜん売らなかったんでしょうね。今度は、専門の古書店に持ち込むらしい本を、同じくらいの量準備なさっていましたから、この調子で行けば、けっこう整理が進むんじゃないかと期待しています(笑)。



 KeenJr.@時雨詩亜さま

 はじめまして。ようこそお出でくださいました。
 また、ご挨拶が遅れてしまい、たいへん失礼をいたしました。どうぞ、ご勘弁ください。

 時雨さまは創作もなさるし、やはり読書がお好きのようですね。母娘で小説やマンガの話ができるなんて、すばらしい! よろしかったら、また気楽に書き込みにお出でくださいね。お待ちしております!



 さま

 このところ、読書が快調とのこと、とてもうれしく思います。ミクシイの方は覗けないので、気楽に書き込みに来て下さいね。園主さまが書き込みを再開し、ボクも復活したからって、安心して書き込みを止めるなんてのは無しですよ(笑)。



 均いちさま

 ホントにおひさしぶりです。ボクもまさか、あの均一蝋さんだなんて、まったく気がつきませんでした。でも、2回目の書き込みは、いかにもな感じですね。かっこ書きでツッコミを入れるところなんか、いかにも均一蝋さんらしい。
 この10年、正確には8年ほどですが、とにかくその間、まったく音沙汰のなかった均一蝋さんが、どのようなことに興味を持ち、どのようなことをなさっていたのか、何が変わって何が変わらなかったのか、――ボクにとっても、とても興味のあるところです(笑)。



 園主さま

 というわけで、お部屋の整理と言うか、本の整理と言うか、とにかくこの調子で頑張って下さいね。さすれば、新型Macを導入する日も、そう遠いことではないはずですよ!




 それでは、みなさん、おやすみなさい!(ハート)
 
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