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かのトラ狂を生んだお土地柄

 投稿者:園主  投稿日:2009年 8月 6日(木)22時34分36秒
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  みなさま、私、さる7月25日に「戦争犯罪人・冬柴鉄三と 関西創価学会の選挙戦」と題し、公明党の重鎮冬柴鉄三の地元兵庫8区(衆院選)に、民主党の刺客として送り込まれた田中康夫に対して、尼崎の創価学会員がどのような反応や戦いぶりを見せるのか、その土地柄をふくめて、暗に危惧を表明する文章を書いたのでございますが、その危惧が一部的中した模様でございます。

現在発売中の『週刊新潮』(8月13・20日号)に『「300選挙区」炎上ス』という特集が組まれており、そこで取り上げられた全国15選挙区のなかに「兵庫8区」も含まれているのでございますが、その見出しは、

 『田中康夫をヤジで攻撃した謎の「オバさん軍団」

となっておりまして、要は田中康夫が遊説に回る尼崎市内の先々で、オバさんたちが田中の演説に激しくヤジを飛ばしたり、田中を取り囲んで「尼崎を知らん人間がしゃしゃり出てくるな」「長野はどうなったんだ」「長野へ帰れ」というような難詰攻撃をくり返している、というのでございます。また、田中の街宣車が尾行されたり幅寄せされるなどの嫌がらせも受けており、尼崎市内では田中のポスターを貼った商店などが電話攻撃を受けたりしているというのでございます。

この記事のなかでも、一連のこうした攻撃が創価学会員によるものだとは断定しておらず、ただ「創価学会も兵庫8区を重点地区として、しきりに会員に檄を飛ばしている」というようなこと書いておりますから、断定こそしてはいないものの、ほとんど犯人扱いしているも同然の記事となっているのでございます。

で、一般人(特に関西人)がこの記事を読めば、これはもう間違いなく「創価学会員が犯人に決まってる。ほかの誰がそんなことするねん」と考えることでございましょう。
そこで、元学会員で、尼崎の土地柄もだいたいはわかっている(と申しますか、うちの近所とほぼ同じだと感じている)この私が、この記事をどう読んだかを、以下にご紹介したいと存じます。


まず、現地尼崎の創価学会としては、このようなイヤがらせを、指示してやらせることなどまずないと存じます。なぜなら、そういうことをやれば、一般の尼崎市民からの顰蹙を買う可能性が高いからでございますね。ですから、正規の指示としては「冬柴の地元への貢献と実績を訴え、刺客として送り込まれただけで尼崎をしらない田中、ということで訴えていって下さい」程度のことしか言っていないのではないかと存じます。
もちろん、わざわざ指示などしなくても、熱心な活動家がヤジのひとつくらい飛ばすであろうことは、地元の学会幹部ならば当然承知しているでしょうから、仮に必要があったって、そんな指示などわざわざ出すまでもないのでございます。

そんなわけで、ヤジや集団難詰なんてことをやっているのは、全員ではないにしろ、そのうちのかなりの部分が「学会婦人部のメンバー」であろうと、私も同様に推定いたします。尼の婦人部には、そのくらいのパワーがある。しかし、彼女らは組織から指示を受けてそのような行動を採っているのではなく、個人の判断と気持ちから「怨敵・田中康夫」を攻撃しているだけなのではないかと存じます。そしてこれは、田中ポスター掲示店舗への電話攻撃も同様だとございます。

では、街宣車への尾行や幅寄せといったことはどうか? これは、誰がやっているのか、まったくわかりません。学会員ではなく、自民党支持者の中にそういう人がいても何ら不思議はございませんし、まして幅寄せなど、単に関西の運転マナーが悪いだけなのかも知れません。
田中康夫サイドは、他所では考えられないような「泥臭いイヤがらせ」を受けてナーバスになっており、あれもこれも創価学会のイヤがらせなんじゃないかという気分になっているだけなのかも知れません。


で、このような記事が出た以上、尼崎創価学会としては、この種の「下品なイヤがらせ」は、関西創価学会の、あるいは尼崎の看板に泥を塗り、全国に恥をさらすことになるから「絶対にやらないように」という指示を出すのではないか。――まあ、私が学会幹部なら、会員を疑るような指示だと非難されることになっても、念のためにしっかりと釘を刺しておくことでございましょう。「そんなことまでやらなくても、我々は勝てる」と断ずるはずでございます。
しかし、今の関西創価学会に、そこまでの自負と余裕があるのかどうか? それは組織の外にいる者には、窺い知れないところでございます。


ともあれ、このような「下品なイヤがらせ攻撃」は、関西以外の場所では、決して起こらないことでございましょう。例えば、東京でならば、仮に「やれ」と指示を出したところで、こんな下品な戦術を「婦人部」が実行することなどないと存じます。

つまり、今回の「イヤがらせ騒動」は、関西創価学会の恥ばかりではなく、関西の、なかんずく尼崎の「恥さらし」なのでございますね。私が前回、危惧した「尼崎の庶民感覚」が、最悪なかたちで表面化してしまった。
ですから「関西人の品の無さを、これ以上、全国にさらすような真似はやめてもらいたい」というのが、今の私の偽らざる心情なのでございます。


ちなみに私は、創価学会に見切りをつけた後にファンになった作家、大西巨人の次のような言葉を、座右の銘にしております。今の創価学会とは、対極にある姿勢なのではないかと存じます。



   果たして「勝てば官軍」か。
   果たして「政治論争」の決着・勝敗は、
   「もと正邪」にかかわるのか、
   それとも「もと強弱」にかかわるのか。

   私は、私の「運命の賭け」を、
   「もと正邪」の側に賭けよう。

                (大西巨人「運命の賭け」より)





それでは、みなさま、おやすみなさいまし。

http://homepage2.nifty.com/aleksey/LIBRA/index.htm

 
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