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「移転から20年。 今、コトパンジャンの人たちは―
坂井美穂インドネシア帰国報告会」
とき:2017年4月30日(日)午後3時~4時半
会場:日本基督教団 近江金田教会
(滋賀県近江八幡市鷹飼町1575)
主催:コトパンジャンダム被害者住民を支援する会 滋賀
<参加費 無料>
コトパンジャン・ダム裁判とは…
コトパンジャン・ダムは、インドネシア・スマトラ島中部のほぼ赤道直下にある、高さ58m・提長258mの水力発電ダム。1996年に日本のODA約312億円で、東電設計㈱による設計・建設監理のもとで建設された。
「希望の村」と呼ばれたコトパンジャン地域はダムに沈められ、約3000世帯・23000人が家や農地を奪われた。強制移住先は、水がない、農業ができないなど、まともに生活できる場所ではなかった。このため2002年5396人の現地住民が、日本政府、JICA(国際協力機構)、東電設計などに対して、現状復帰と補償を求めて提訴した(日本のODAを問う初めての裁判)。翌年、追加提訴もなされ、最高裁まで争うも、2015年上告が棄却された。
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