teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]

 投稿者
  題名
  内容 入力補助 youtubeの<IFRAME>タグが利用可能です。(詳細)
    
 URL
[ ケータイで使う ] [ BBSティッカー ] [ 書込み通知 ] [ 検索 ]


ホッタさん「TAP読書会報告」(17号)

 投稿者:w1allen  投稿日:2014年 3月16日(日)17時34分26秒
返信・引用
  私も当日、Ustreamで視聴させてもらいました。TAP読書会はいつも活気があっていいですね。
さて、『方舟さくら丸』は、評価する意見があった一方、辛辣な意見もあったようで、有り体に言えば、評価の分かれる作品ですね。

会場「荻窪ベルベットサン」の紹介など、心のこもった非常に丁寧な読書会報告となっております。

色んな考察やまとめがありますが、ユープケッチャをウェーやピューや「幽霊たち」の末裔と捉えるのは、非常に鋭いと思いました。

http://www.geocities.co.jp/Bookend/2459/novel.htm

 
 

睡蓮さん「もぐら忌句集」(17号)

 投稿者:w1allen  投稿日:2014年 3月11日(火)09時58分5秒
返信・引用
  安部公房の命日である1月22日を契機として、睡蓮さんから、
「もぐら忌」と「公房忌」の入った句集をご寄稿していただきました。

俳句に詳しくないのでよく分かりませんが、お題(こう表現していいのでしょうか?)
が入っているので、分かりやすく、ストレートに伝わってくる句集でした。
私にも読みやすかったです。

私が好きなのは、最後の
「もぐら忌や桜の咲かぬ墓地もあり」
です。サクラから遠い場所で、安部は眠っているのではないでしょうか?

http://www.geocities.co.jp/Bookend/2459/novel.htm

 

柏木静さん「大麻と箱男」(17号)

 投稿者:w1allen  投稿日:2014年 3月11日(火)09時47分49秒
返信・引用
  この読書会、平日でなければ、私も参加していたかもしれません。
さて、柏木さんの文章は面白いですね。ブレがなく、どこか斜に構えていて、
しかもユーモアがあります。
読書会報告は冒頭部分だけで、柏木さんの『箱男』に対する感想がメインです。

「箱男」自体が贋物だから、「箱男」と「贋箱男」との違いは無意味ではないか?
こういう問いかけは、刺激的ですね。

大麻的魅力も持つこの作品に溺れながら生きていく、柏木さんの言葉は共感できます。
私も中毒者の一人ですから。

冒頭のバーの店主と客の関係、『箱男』の見る見られるの関係に酷似していますね。
一方的に見るのは、卑怯ではないかと。何気ない導入部分ですが、味わい深いです。

http://www.geocities.co.jp/Bookend/2459/novel.htm

 

「もぐら通信」17号、18号の合評会

 投稿者:hirokd267  投稿日:2014年 3月10日(月)20時31分10秒
返信・引用
  安部公房ファンのための無料月刊誌「もぐら通信」の合評会をこれから始めます。

第17号、18号を読まれた方のご参加をお待ちしています。

よろしくお願いします。

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1000004&tid=0bit8xkbc&sid=1000004&mid=1&type=date&first=1

 

稲垣健さん「安部公房の「孤独」と「文学」の力・・・雑感」

 投稿者:hirokd267  投稿日:2014年 2月17日(月)04時52分32秒
返信・引用
  16号の稲垣さんが書いておられるように、安部公房の作品の終わり方には、ある傾向がみられるというのは、読者も内心で感じていることでしょう。それを各作品において取り上げ、こうして並べてみると、かなりの迫力を感じます。

安部作品の終わり方については、個々の作品の感想において、議論を呼ぶことがあります。それを肯定的な志向を表現したものか、あるいは否定的にとらえるべものか、解釈が分かれたりするのです。
稲垣さんはそこに「孤独感」だけでなく「力」を読み取っておられます。カタルシスもない結末を「宙づり」状態とし、それは安部公房の強い意志が現れたものと取るわけです。
すなわち読者を現状肯定と安心の日常に戻すのでなく、それらを剥がし去って茫然とさせる、そのような「文学の力」を提示していると。
「宙づり」状態を「力」と読み取る、その文脈は、まさに刺激的でした。

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1000004&tid=0bit8xkbc&sid=1000004&mid=1&type=date&first=1

 

稲垣健さん「『けものたちは故郷をめざす』と表現者安部公房」

 投稿者:hirokd267  投稿日:2014年 2月17日(月)04時30分37秒
返信・引用
  15号掲載の稲垣さんのこの文では、ある言語体系の運動を考察されています。まずその要因として、「外部」すなわち他言語との「交通」に注目されています。そして内部的には表現者の(作家)の役割を重視されています。
この「言語体系」をシステムとしてとらえるなら、稲垣さんのこの見方はひとつのシステム論になっていると思います。

「外部」との交通という面では、日本語自体がいろいろな言語の融合体で、このことは日本語の成立の頃だけでなく、現在も常時行われていることです。そして安部公房が日本語クレオール論を考えたのも、それに由来するのでしょう。

一方、作家の役割の面では「閉じられた体系の内部で言葉と格闘する。」と、その様子を活写して見せて下さっています。

そしてその格闘を安部公房の『けものたちは故郷をめざす』の場面に重ねて見ておられます。この譬喩は新鮮で、あらためて安部公房の創作活動における格闘の様子を想像してしまいました。

これからもこのようなユニークな視点の文をお待ちしています。

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1000004&tid=0bit8xkbc&sid=1000004&mid=1&type=date&first=1

 

澤井佳彦さん『安部公房没後20年記念講演会報告』

 投稿者:hirokd267  投稿日:2014年 2月14日(金)18時16分19秒
返信・引用
  これも第15号にご寄稿いただきました。東鷹栖安部公房の会は、遠く旭川にあって活発に活動されていて、その意欲は私たちも学ばなければならないと思っています。そしてその活動の一つの成果として、保坂一夫さんの講演に、なんと85名もの聴衆を集められたのです。このすべてが安部公房ファンではないでしょうが、それゆえにこそこの講演の効果も大きいと言えるでしょう。

この報告の中で澤井さんは講師の保坂さんの言葉を伝えて下さっています。それらは主に安部公房が直接語ったことで、公房の言葉やエピソードに飢えている私たちファンには、とても新鮮な響きを伝えています。有り難うございました。

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1000004&tid=0bit8xkbc&sid=1000004&mid=1&type=date&first=1

 

滝口さん『創作の秘密』

 投稿者:hirokd267  投稿日:2014年 2月14日(金)17時37分26秒
返信・引用
  第15号の滝口さんのこの文は、「カンガルー・ノート」後に安部公房が語った言葉の中から、創作の秘密に迫るものをいくつか拾って下さいました。これはまとめて読むに大変ありがたく、あらためて安部公房の創作態度を知ることができます。ところが、滝口さんは、これらの言葉を安部の小説の作法に迫るものとしてではなく、自らが「書く」ことへの動機づけと作法の銘言として取り上げられています。これは私たち読者にも同じように受け取ることが出来れば、安部公房について、あるいは小説を書くのに有用な方法を得たことになるでしょう。それらの結果が「もぐら通信」にまた環流してくれば、と夢が生まれます。

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1000004&tid=0bit8xkbc&sid=1000004&mid=1&type=date&first=1

 

稲垣さんの『安部公房の「孤独」と「文学」の力・・・雑感』

 投稿者:w1allen  投稿日:2014年 2月11日(火)09時56分36秒
返信・引用
  『第四間氷期』『砂の女』『他人の顔』『箱男』『燃えつきた地図』
『方舟さくら丸』『密会』の各作品の結末の部分に着目したところが、
大変ユニークで、労作であったことだと思います。

氏は、「ハッピーエンドも、悲惨な結末も。説教じみたご高説も、
カタルシスもなにもない。」と書かれています。
読者を「宙づり」にしたまま、終わっていますね。

勧善懲悪のようなありきたりの小説ではなく、「「安心」を悉く読者から
剥がし去る」小説であることが、安部作品の魅力であることを再認識しました。

http://www.geocities.co.jp/Bookend/2459/novel.htm

 

稲垣さんの『『けものたちは故郷をめざす』と表現者安部公房』

 投稿者:w1allen  投稿日:2014年 2月11日(火)09時46分19秒
返信・引用
  稲垣さんの言語論が興味深いです。
本質的に内部に留まらざるを得ない言語も、変容し生成される。
それは、外部との交通があるからではないかと氏は考察されています。
わかりやすく、自国語が変容するのは、外国語のためではないかと
仰っています。

さらに、作家にとっての内部と外部を語っておられます。
体系の内部で格闘するが、その際、外部の気配を察することによって、
新しい表現が生まれるのではないか?
私は、この部分に、「内部から外部への脱出」という言葉を連想しました。

さらに、『けものたちは故郷をめざす』にも言及されています。
行けども行けでも故郷(日本)に辿りつけないストーリーを書いた安部公房に
とって、中国大陸はの地平線は、そのまま言語体系の地平線に見えたの
ではないか?

必死に、外部への脱出を図ろうとした安部の姿が、浮かぶ文章でした。

http://www.geocities.co.jp/Bookend/2459/novel.htm

 

レンタル掲示板
/29